MZフォーミュラ誕生までの軌跡(試作編)

※当記事は開発中の、現在は販売していないアイテムについて書かれています。
販売中の商品はenjoy smile Co.の製品ページをご確認ください。

 普段モデリングする時には、3DCGソフトのmodoと3DCADソフトのFusionを使っています。初期開発時はmodoのほうが得意だったので、1代目を出力するにあたってはmodoを使いました。

641/2をCGソフトから出力した場合

 40mmくらいのBBBMを出力する場合にはmodoのstl書き出しでも大丈夫だったのですが、1/28(実質1/20デフォルメ)サイズのボディを出力すると、ポリゴンの荒さが目で見えるくらいになってしまいました。また「厚みは1mmくらいで」との指示で作ってみると、まだBambuがなかった時代のFDM系3Dプリンターでは薄い壁の積層間接着力が弱く、造形がほとんどうまくいかない状態でした。

641-2 firstPrint by fdm
2023年12月23日にKingroon(FDM)にて出力

そのため試作を光造形に切り替え、ボディの厚みもかなり増す方向でモデリングすることにしました。下の写真は1年後にBambu A1 miniで出力したもの(左の黒いボディ)で、右のグレーは光造形のプリンターで出力したものになります。よく見ると、ポリゴン面が見えてしまっているのがわかります。目立つのはインダクションポッドやサイドポッドでしょうか。

Bambuと光造形
2024年10月12日 Bambu A1 mini(FDM)にて出力(左)。 右はその1年前に光造形出力を依頼したもの

厚みを増やして

 反省点をふまえて、F87をモデリングして出力。こちらをベースに実物での開発を進めます。タイヤサイズは現行品より少し大きく、「タイヤを引っ張りすぎるとうまく装着できないことがある」と、石川さんが通常のミニッツのホイールサイズより気持ち大きいくらいの系に変更してくださいました。当初はミニッツ用のタイヤを前輪は1本がけ、後輪は2本がけの予定でしたが、前後共に2本がけとなりました。

F87出力
2023年12月28日出力(エキマテによる光造形)

実体化2代目はF23

検証を石川さんにお願いしている間に、最新マシンが搭載できるかどうかもテスト造形していました。元ネタはレッドブルとアルピーヌとアストンマーティンあたりを混ぜ合わせた感じ。

F23
2024年1月12日 光造形(エキマテ)にて出力

カラーリングはマクラーレンで作ってみました。ノリスファンなのでね♪ メットはアロンソだけれども。そう。F23も、最初はS寸の予定だったのです。

カラーリングはMCL38
2024年1月18日制作

 実体化もしています。メットはジル・ド・フェラン追悼メットのノリス。

S寸F23

本記事は、実車のカラーリングを題材にした、非販売のCGスタディです。掲載しているカラーリング、ロゴ、ヘルメットデザインおよびゼッケンのデータは販売・配布しません。本作は各チーム、メーカー、スポンサー、ドライバーおよび権利者の公認・協賛を受けたものではありません。

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